里山盆栽日記 【day6】

2012/04/04 Wed

20120331momiji1.jpg
日に日に成長を見せてくれるモミジです

今回は見栄えの良い盆栽にするために『芽摘み』を行います。
芽摘みの目的は主に3つありまして、

① 節間の詰まった枝にする
② 枝数を増やす
③ 枝の強弱を均一化する

といったものになります。
①は枝が長いとひょろひょろで盆栽としての見た目が悪くなってしまうんですね。そのために無駄に伸ばさない作業をするというわけです。
…しかし、このモミジは株を採集してきたものですので、発芽から数年経過していると見られ、枝がすでに長いですね
曲がりがかなり良い株なので、多少は目をつむり、これからの手入れをしっかりやりましょう

②は一度芽を摘むことによって、そこから2つ以上の芽が出てくることが期待できるんです。すると、小さくても立派な木の形にすることができるんですね。
もちろん増やしすぎるとその分栄養も必要ですし、日当たりや空気の通りも悪くなりますので、状態を見つつ期待するのがいいですね。
この素材は、枝が4本しかありませんので、もう少し枝が欲しいなーとは思います。一応、右に見える一概長い枝が2つに分かれそうなので枝自体は増えそうです。良い樹形を作りたいですね

③は今見えているように、芽の成長には差があります。葉が開いているものは1つしかありませんね。
芽摘みをすることで、この差を無くして、均等に成長させることができます。あまりにも成長が遅い芽は芽摘みをせず、成長を促してあげる方が良いそうです。
幸い、この株はすべての芽が起きているようですので、しっかり芽摘み作業を行うことができそうです

それではやってみましょう。

広がった葉の真ん中にある飛び出した芽をピンセットでつまんで…
20120331momiji2.jpg
ぷちっと。(ピンボケですみません)

これで芽摘みはOKです
全ての芽がひらいて芽摘みが完了するまで続けます。大体4月の中旬頃までのようですが、今年はまだ寒い日がありますので、間延びしてしまう可能性はありますね。また、新梢(といっても、この株はすべて新梢の気がしますが…)が芽吹き過ぎるときは、止まるまで芽摘みを行うそうです。
20120331momiji3.jpg
この春先というのは作業が多めで、冬の休眠期とは段違いです。がんばって見栄えの良いモミジを作りましょう
ちなみに、手前の芽はピンセットで先を割ってみたのですが、どれが芯なのかわからなかったのでもう少し開かせてみることにします
また、今年は植え替えを行わないことにしました。12月に植え付けたばかりですし、ちょっと時期を外してしまったので、来年の2月終わりくらいに植え替えたいと思います。
まだ、水の通りが悪くなったとは感じていませんので大丈夫でしょう。心配要素があるとすれば、やや腐葉土が赤玉土に比べて多めであることでしょうか。
とりあえず、このまま見守って、樹勢が良ければ油かすを6月頃投入。それまでは水切れを起こさないようしっかり育てます

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主に町田市相原の里山で活動中。相原里山再生プロジェクトから生まれた新プロジェクト。デザイン活動と、子どもワークショップが大好き。ベンチ・スピーカー台・小枝のえんぴつ・黒板・積み木などなど作ってきました。ひきつづき、剪定した小枝や間伐材を使って、木工ワークショップを行いながら、現代の里山のあり方を模索していきます。

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koeda+プロジェクトの活動報告をします。人気のワークショップは、「小枝えんぴつ」ワークショップですが、違うワークショップも考案中です。

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